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「なぜウォルマートが出るのか」判事が削らせたAndroidの一手間

3行まとめ

  • 判事がGoogleに、別のアプリストアスマホにアプリを入れる窓口。AndroidではGoogle Playが最初から入っています。を入れやすくするよう命じました
  • Play内で検索しても他社ストアが出ない画面を「受け入れられない」と指摘
  • 余計な確認画面とボタンの削除を、1週間以内にと求めました

何が起きたか

サンフランシスコの法廷で、James Donato 判事がGoogleに命令を出しました。Androidに他社のアプリストアを入れる手順を、もっと簡単にすること。

Epic GamesとGoogleの争いの続きです。3年近く前、陪審はGoogleがAndroidアプリで違法な独占1社が市場を押さえ、競争が働かない状態。陪審はGoogleがAndroidアプリでこれに当たると判断しました。状態にあると全員一致で判断しました。2年近く前、判事はその解消策としてアプリの配布経路をこじ開ける道を選びます。

命令の柱は2つでした。Google Playの中に他社のアプリストアを並べること。数年間、Googleの全アプリカタログへのアクセスを他社に開くこと。

今回Epicは、それでも他社ストアは入れにくいままだと主張しました。法廷で実際の画面を動かし、何手かかるかを見せます。判事は手順の一部を不要な「反競争的な摩擦競争相手を選びにくくするために置かれた、目的のない手間。今回、判事が一部の手順をこう呼びました。」と認め、削除を命じました。

なぜ難しい・何がすごいか

争点は禁止の有無ではなく、手数の多さです。Googleは他社ストアを閉め出していません。入れようと思えば入れられます。

EpicのYonatan Even弁護士は、Playで「store for apps」と検索する様子を法廷で見せました。他社ストアは1つも出ず、実在の小売店が並びます。

なぜウォルマートが出てくるんだ。

判事はそう口にし、これは受け入れられない、直すようにと述べています。

AptoideGoogle Playの中に入った、最初の他社アプリストア。の名前を直接打っても、通常のアプリ一覧は出ません。専用ページへ誘導するバナーが出て、そこを踏まされます。インストールの前に「view」を押させる画面もありました。

段が1つ増えるたび、そこで止まる人が出ます。閉め出さなくても、選ばれない状態は作れる。ここが核心です。

たとえ話

百貨店が館内に他社の店を入れた、と考えてください。命令はそこまで果たされています。ただしその店は館内の案内図に載りません。

店名で検索しても「本当にこの店をお探しですか」と確認されます。入口の前には、開けるだけの扉がもう一枚あります。追い出してはいません。

それでも、たどり着く客は減ります。

用語ミニ辞典

  • アプリストア: スマホにアプリを入れる窓口。AndroidではGoogle Playが最初から入っています。
  • Aptoide: Google Playの中に入った、最初の他社アプリストア。
  • 反競争的な摩擦: 競争相手を選びにくくするために置かれた、目的のない手間。今回、判事が一部の手順をこう呼びました。
  • 独占: 1社が市場を押さえ、競争が働かない状態。陪審はGoogleがAndroidアプリでこれに当たると判断しました。
  • 高度な権限: 他のアプリを入れるためにアプリストアが必要とする、通常より強い許可。

技術者向けの深掘り

今回直るのは、Play内の検索と導線の3点です。

  • 検索のマッチ: 「store for apps」のような言い回しで他社ストアが出ない。判事は、7割しか正しく言えていない変形まで拾えと求めました。
  • 導線のボタン: 他社ストアを選ぶと、installの前にviewを押す必要がある。判事はこれをinstallに直させました。
  • 専用ページへの分岐: 「app store」やAptoideで検索すると、通常の一覧の代わりにバナーが出て、他社ストア専用のページへ送られる。

Google側は、アプリストアは高度な権限他のアプリを入れるためにアプリストアが必要とする、通常より強い許可。を持つ特別なカテゴリで、Epicとの間でもそう合意済みだと反論しました。判事は、専用ページ上の警告表示で足りると退けます。検索したものをそのまま出しても利用者は混乱しない、という判断でした。

期限は1週間です。

これは自分に関係ある?

  • Androidを使う人: Playの検索結果と画面が変わります。他社のストアが通常の検索に出るようになり、余計な確認画面は消えます。
  • アプリを作る人: 配布先の窓口が増える方向に動きます。ただし今回決まったのは、見つけやすさの手当てまでです。
  • ストアを出す側の企業: Even弁護士は、通常の検索結果に出られないなら大手も参入をためらうと主張しました。Amazonの名前を例に挙げています。

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